MESSAGE メッセージ

効果が実感できるフルファネルマーケティングソリューションの実現

世界規模でライフスタイル・ワークスタイルが変化して、マーケティング活動におけるデジタルシフトが大きく加速する中、企業の多くがデジタルを活用した新たなマーケティング活動に取り組んでいます。2017年10月の設立以来、私たちは、楽天グループ株式会社と株式会社電通グループのジョイントベンチャーとして、より効果的なマーケティングソリューションの実現を目指してまいりました。


広告においては、これまで長きにわたってリーチやバズの最大化、自社サイトへの誘導の多寡が成果指標として用いられてきました。これらの指標は、あくまで広告そのものの効果を測定するものであり、マーケティングの本来のゴールである"製品の売上向上"への寄与についてはあくまで参考指標でありました。それは捕捉可能なデータが限定的であったためやむを得なかったことではあります。多様なデジタルデータが相互に繋がり活用され、消費者行動について様々なことが明らかになりつつある現在、私たちは広告主にとって本当に意味のある新たな指標を再考しました。


今日、ビッグデータ、AIの時代を迎え、広告に接したその人が実際に購買行動を起こしたのかどうかを把握することができるようになりました。また購買行動につながらなかった人には再度デジタル技術を駆使し、オンライン・オフラインの枠組みを超えたオムニコマースにおけるマーケティングソリューションの提供や直接的なコミュニケーションを取ることさえ、技術的に可能となりました。すなわち、ついに実際の購買実績を指標としたマーケティング活動が可能となったのです。これはマーケティングの長い歴史の中でもっとも大きなイノベーションと言っても過言ではありません。そして、それを実現するためには、膨大なデータ基盤と分析技術が必要となります。我々は、楽天の持つ日本最大級の1億以上ものID(2022年2月現在)に楽天市場などの消費者の購買履歴ならびに電通によるマス広告やマーケティング戦略で卓越したソリューション提供により築いた顧客基盤を融合することにより、広告主にとって"実際の効果が実感できるマーケティングソリューション"を実現してきました。


楽天データマーケティング株式会社は、今年設立7年目を迎えます。広告領域はもちろんのこと、事業戦略や商品企画においてもデータ活用が進む中、楽天市場を中心とする楽天IDデータ価値向上に向けたデジタルマーケティング、OMO活性によるソリューション強化を実施し、今後もまったく新しい次元でのデータマーケティングを実現するプラットフォームを開発し、提供してまいります。

楽天データマーケティング株式会社
代表取締役社長
石角裕一

石角裕一

INFORMATION 会社情報

楽天データマーケティング
社名
楽天データマーケティング株式会社
所在地
東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
資本金
1億円
出資比率
楽天グループ株式会社51%
株式会社電通グループ49%
代表者
代表取締役社長石角裕一
(楽天グループ株式会社執行役員)
設立日
2017年7月26日
営業開始
2017年10月1日
事業内容
ビッグデータを活用した新たなマーケティングソリューションの提供